61. 秋、徳島。
こんばんは。
お仕事で徳島に来ています。
私が泊まっているビジネスホテルは、そこそこ大きい通りに面しています。
ですので、田舎に間違いはないのですが夜も自動車の音で賑やかです。
今日は少し山奥に行きました。
確か赤とんぼというのは「赤っぽいトンボ」の総称で、私の地元ではもっと大きくオレンジが強いアキアカネが沢山飛んでいました。
アキアカネは全国どこでも数多く見ることが出来ますが、この真っ赤な赤とんぼはなかなかお目にかかれません。
お仕事中ではありましたが夢中になって撮ってしまいました。
他にもヤンマ系の大きなトンボや、なんだか綺麗な青いトンボがいたりと、複数種のトンボに豊かな自然を感じました。
背の高い深い緑と、お寺のバランスがなんとも心地よいです。
月日が経ち、色あせた材木に、紫、白、朱、黄、緑の仏旗が映えますね。
奥の本堂の障子の桟にカエルが。
なんだか障子につられて蛙まで色あせています笑
夕方になると綺麗な虫の音が。
すっかり秋な徳島でございました。
ガソリンスタンドの奥の部屋でおじさんとおばさんがちょっとヤラしい事してました。
60. しばらく経ちました。
こんばんは。
7ヶ月も更新していませんでした。
4月から東京で働いています。
幸い職場の人間関係にも恵まれ、休みは少ないですが、楽しい日々を過ごしています。
その一方で、時間的に生活の大部分を仕事が占めるようになり、今まで感じたことの無いつまらなさを味わっているのもまた事実です。
同じ仕事をしている人間と同じ仕事の話をしていると、当然脳がその事ばっかりになってしまい、無理矢理にでも本を読んだり、映画を見たり、昔の友達と話したりして違う情報を入れないと、どうにかなってしまいそうになります。
本当はそんなことも忘れる程一生懸命に働くのが新入社員に求められる姿なのかもしれませんが、多くの人間がそうでないように、私も脳みそが一色に染まるのには耐えられません。
と、ここまで書いて、折角であれば最近のことを書こうと思いましたが、思い返してみるとどこか遠くに行ったわけでもなく、人より行動力があるつもりでいた自分も、少し時間がなくなればこんなものかとがっかりです笑
しかしやはり折角なので最近見た良かった映画のことでも。
『野火』
映画『野火』 Fires on the Plain 予告編 - YouTube
常磐貴子が自身の映画の舞台挨拶で他の作品を褒めたと話題になりましたこの『野火』ですが、「良い」という褒めかたがそもそも正しいのか分かりません笑
残酷な描写が多く、目を瞑りたくなるシーンばかりですが、その「酷さ」が「良い」とでも言いましょうか、本能で「こんなことは死んでも経験したくない」と思うはずです。
「見なきゃ良かった。だけど見て良かった。」とそんな感想が成立する映画です。
戦争映画はある意味宗教的と言いますか、批判するのが少し躊躇われますが、『永遠の0』のような戦争を使って泣かせにかかる映画ではないです。
東京だとまだユーロスペースでやっているみたいなのでぜひ。
『バレエボーイズ』
予告の水色の文字はちょっとうざいですね笑
バレエはうつくしいですね、あの滑らかな動きを見ていると本当に気持よくなります。
バランスの取れた肢体、それが生えるモノトーンの練習着、建物、明かり
北欧という舞台が、よりバレエを魅力的にしているような気がしました。
ドキュメンタリーなので内容がどうこうというわけではないですが、凄く綺麗で、雰囲気の良い映画でした。
昨日から2週間徳島です。
忙しくはないものの身動きが取れず、本と週刊誌ばかり読んでいます。
59. 春をぶち込む
コーラを買いに外にでてみると、星は綺麗だし空気も凄く心地よい。
涼しい。
春がはじまる匂いがする。
最近、夜の空気の春っぷりが凄まじい。
いつもはそんな空気を思いっきり吸い込んで心を春色に染めるのだが、今年に限っては不安と緊張が心を満たしきっていて、そんな春の訪れをまだまだ受け入れきれていない。
受け入れきれない。
春かよ!!!!!
もうすぐかよ!!!!!!
いつも行く映画館の「前売り券1400円は高い」が口癖の常連のおばさんが、
「2/28はさ、『くちびるに歌を』も『幕が上がる』も公開するやろ?私はああいう学生の青春の映画が一番好きなんよ!」
とはしゃいでいた。
見てください。
ももいろクローバーZの青春映画!『幕が上がる』予告編 - YouTube
もう夏服っす。
「うわ〜!」って。
「うわ〜!」って。
悶えましたよ私は。
凄くいい。
季節の移り変わりを今年は受け入れられないけど。
凄くいい。
レイトショーで行こう。
前売り券は1400円だけど、レイトショーは1300円。
無理矢理心に春をぶち込もう。
今日、おばあちゃんが庭の畑にチューリップの球根を植えていた。
色を聞くと、
「色は知らん、色はどうでもいいっちゃん。」
と返ってきた。
「チューリップが咲く」
それが大事なんだよ。
58. お寿司
こんばんは。
ブログをやっているのを忘れていました。
レイトショーに行ってきました。
前回の記事に書いたのですが、今日は念願のお寿司。
お寿司を食べながらアニー。
やっぱり臭いますね。
映画を観ながらお寿司は良くない。
あと一ヶ月ちょっとで社会人。
もう吐きそうです。
緊張と不安で。
就活やってる頃の心境に比べればだいぶまともですが、なんかこう、怠惰な日々を送っています。
何をやっても「あ〜。もうこんなこと出来なくなるもかもしれない。」とかそんなことばっかです。
今日は母がやってる習字教室の生徒さんに、「テラスハウスってなんなん?」って聞かれて、「ドラえもんみたいなの」って答えたら失笑されて立ち去られました。
テラスハウスに興味持つなんてまともじゃないですからね。
今日もね、レイトショーやってたんですよ、アニーと同じ時間に。
若い男女が、もう日頃やらしいことしか考えてなさそうな男女がいっぱいいましたね。
アニーにもね、4人組の若い女子グループがいたんですよ。
4人組のテラスハウス好きそうな女子グループですよ。
もう座ったとたん前の座席に足乗せてましたね、全員。
レイトショーで人いないからってそんなことしますかね。
こんなもんですよテラスハウス好きそうな若者は。
来週もレイトショー行こっと。
テラスハウス好きそうじゃないおばちゃん達との和菓子教室も最後だったのかも。
57. レイトショー
こんばんは。
去年の11月頃から、車で40分くらいのイオンにレイトショーを観に行くようになりました。
一般1300円なんですよね、その映画館のレイトショーは。
普通に観たら1800円。
今日で6回目なんですけど、おじさんが多いんですレイトショーには。
おじさん。どんなおじさんかというと、60くらいのちょっと小汚い感じのおじさんです。
大きめのチノパンにノーブランドの運動靴、ジャンパー。ひげは生えっぱなしでキャップ被ってる。
勿論みんながみんな(という程人数いないけど)そうではないけれど、イメージはそんな感じ。
1800円はちょっと高いけど1300円なら観ようかなって感じのおじさんたち。
で、今日は真ん中辺りの列に座って、3つ隣くらいにおじさんが座ってて。
僕はコロッケ食べてるんですね。それとCCレモン。
こっちを見てるんです。明らかに見てる。
僕も気になるから右手に置いてるCCレモンに手をかけるついでにチラッとおじさんを見るんです。
するとおじさんは正面を向くんですけど、そんな感じでちょっと映画に集中できなくて、席移ろうかなと思ったんです。
それで左の席に置いてた荷物に手をかけると、「あ、ごめんいいよ俺が移る」って。
勿論声の主はおじさんです。
おじさんは始まって5分くらい経って入ってきたから、既に暗くなってて僕がその列にいるの分かんなくてそこに座ったんですよね、多分。
で、いざ始まると隣に人がいて映画館で売ってるわけないコロッケ食べてるから気になってチラチラ見ちゃったと。
多分その映画見てるの僕とおじさんだけだったんで、「あ、ごめんいいよ俺が移る」って声出したんでしょう。
僕も「あ、申し訳ないな」となんかおじさんを煙たがってると思われちゃったなと罪悪感を感じたんですけど、一瞬でその罪悪感は吹き飛ぶ。
おじさんは手にお寿司を持ってた。
参考画像
もう思わず「うわ...」って声出ちゃって。
引いてるとかではなく、「みんなそうなんだ。だから見てたんだ。」って。
今日の映画は20:40スタートだったんですよ。
分かりますよね笑
映画館の食べ物って高いじゃないですか。飲み物も。
たまに見るならそれも映画代としちゃうとこですけど、そこそこ頻繁に映画見る人間にとっては出来れば抑えたいです、飲食代は。
でも何か飲んだり食べたりしたい。
そこでですよ。
スーパーで買い物する人は分かると思うんですけど、この時間になったらお惣菜が安くなってるんですよ。
僕は20%引きのコロッケを買って。
おじさんは半額(僕も迷ったから間違いない)のお寿司買って。
僕はCCレモン買って。
おじさんは綾鷹買って。
多分おじさんはすぐ分かったんでしょう。
「こいつ総菜コーナーでコロッケ買ってきてる。」
仲間だと思われたんでしょうね、僕は思いましたもん仲間だと。
その場は会釈して終わって、おじさんは一つ前の列に移動しました。
ただもうなんだか運命共同体ですよ。
ポップコーンでもチュロスでもなくてコロッケとお寿司ですからね。
ただお寿司は流石にアウトだと思いますね。
僕は主食には手を出したことないです。
おかずだけって決めてます。
でもなんかちょっと面白い雰囲気でした。
近々公開。いつ見ようかしら。
56. 目標
オロナミンCを買いました。
一番最初の記事もオロナミンCについて書いた記憶があります。
オロナミンCには凹凸があります。
上部には細かな凹凸、中央には大きな凹凸があります。
その下はアーチ状の滑らかなツルツルとした手触り。
これには理由があります。
飲むときに滑らないようにする為です。
私はオロナミンCを自宅で飲む際、透明のガラスコップに入れて飲むようにしています。
それはオロナミンCの目が覚めるような黄色が凄く好きだからです。
ですので、小さい頃は何故透明の瓶に入れないのだろうと疑問に思っていました。
しかしこれには理由があります。
ビタミンは光に弱く、透明の瓶だと栄養素が分解されてしまうからです。
オロナミンCは優しいですね。
今日はスターバックスに行きました。
友人と談笑していると、席を立とうとした隣のカップルが、飲み終えたカップを落としてしまいました。
その際に、僅かに残った液体が私たちの足下に飛んだのです。
2015年、「優しい人間になる」を目標に立てた私は、足下を確認しようと腰を曲げる最中、思考を巡らせました。
「今日は革靴だ。私にかかってるといい。空のカップを拾い上げ、ペーパーナプキンでササッと床を拭く。カップルは立っているので私の方が速いはずだ。そして数滴飛んだ革靴を確認して笑顔でこう言う、『わースニーカーじゃなくて良かったです^^(拭きながら)ほら取れた取れた^^』」
めっちゃ足くの字に曲げてた。
一滴も付いてない。
「あーよかったです(><)」じゃないよ。
腰くらい曲げて拭く素振りくらい見せんかい。
ただ床拭いて終わり。
普通の優しい人。
新年早々「めちゃめちゃ優しい人」になれるチャンスだったのに。
帰りの電車中、隣の45くらいの女性が手にコーヒー持っててウトウトしてたので落とさないかな〜と観察してましたが、最後の最後までしょうもないただのウトウトおばさんでした。
2015年、優しい人になります。
社会人になるけど出来るだけ映画も見たいな。
55. 平愛梨ちゃんとポロシャツの人
こんばんは。
昨日父と『フューリー』を観に行きました。
素晴らしかった!
もう素晴らしかった!
ドイツが誇る伝説の戦車との一戦!
束になってかかるアメリカのシャーマン戦車!
しかし圧倒的な性能を誇るドイツのティーガー戦車!
戦車って複数人で操縦してて、当然指令を出す人がいるんですけど、ドイツ語のあの固い感じ、分かります?あの固い感じがもうめちゃめちゃいいの。
悪というか冷徹な機械的な冷たさ。
圧倒的な怪物感。
砲台が回るともうお尻浮くもん緊張で。
うわうわうわうわ撃たれる撃たれるやられるやられる!!!!
シャーマンは一撃でやられちゃうんですけど、ティーガーは装甲が凄いから打ち込んでも効かないんですよ!
こっちはもう一発もらったらそれで死んじゃうんです!
その緊張感!
もうほんと息できない!
最後のシーンもいいんですけど、とにかく戦闘シーンが凄まじい。
これは本当におすすめです。
映画館で見ないと何の意味も無いです。
ぜひこれを一読して映画に臨んで欲しいです。
もう今すぐにでももう一度見たい。
で、そう。
今週のお題は「今年買ってよかったもの」
今日買いました。
もう今年のベストバイ、間違い無し。
コンビニで立ち読みしたファッション雑誌も「あなたの今年のベストバイは?」って問いかけてきたけど、華やかなファッション業界で働く皆さんはね、もうコートとか。デニムとか。そんなんです。
囚われてる囚われてる。
やれボタンがなんちゃら。やれロールアップがなんちゃら。
違う!そうじゃない!
私は人に好かれたい!
私のいないところで
「あの人って雰囲気いいよね〜。」
そう言われたい!
彼女と歩いてて、偶然街で彼女の友達と会って、挨拶だけして、その夜彼女のもとに
「彼氏、素敵な人だね。」
そんなLINEが届くような人間になりたい!
勿論、沢山の経験を積み、思考を重ね、魅力のある、深みのある、そんな人間になりたい。
しかし、この本にも書いているように、人は話の内容より、声の大きさだったり、滑舌だったり、声質だったりそういうことがまず印象として残るんだそうです。
いい話しててもボソボソじゃダメなわけですね。
だからそう、私は人に好かれるためにこの本を買ったわけです。
それでまあDVDも付いてるし練習してたんです。
1時間程練習してテレビつけると日テレで「歌唱王」って番組やってまして。
その番組にゲストで平愛梨ちゃんが来てたんですよね。
一般人の方が歌って、司会のウッチャンナンチャンが感想求めて平ちゃんに振るわけです。
で、具体的にどんなコメント言ったか覚えてないんですけど、ちゃんと自分の言葉で喋るんですよね。
ありきたりな台詞は絶対言わない。
自分の世界に存在する、自分が習った言葉でコメントするんですよね彼女は。
それが人が求めるコメントとは違っても、「ああ、この人はこういう気持ちで聞いてたんだ」って思える。
「心に響く」とか「鳥肌立った」とかそんなんじゃないんです。
すみません具体的なコメントが無いと分かんないですね。
そしてこの記事
宮沢りえ×糸井重里『試練という栄養。』 - ほぼ日刊イトイ新聞
そうなんですよ。
人間やっぱり、借り物じゃない、自分の言葉で話すことが大切なんだよね。
人から借りた言葉で話しているうちは少なくとも自分の成長にはなってないんだもの。
人に好かれる話し方してもさ、そういう自分の言葉持ってる人の前では何にもならない。
ああ!
なんて愚かなの!
帯の白いポロシャツ着た男性にもイライラしてきました。
少し前までテレビの前で大きく首を縦に振っていたのに。
そうかそうか、「あ〜。」「あ〜。」こうやって声を出すのか。
もう一回。「あ〜。」
違う!
「あ〜。」じゃない!
笑っちゃうよほんと。
そんな暗い気持ちでさっきコーラを買いに行きました。
隣のゴミ屋敷に住むオヤジ、通称ゴミオヤジがふらふら歩いていました。
馴れ馴れしく声を掛けてきましたが、この人は自分の言葉を持っていない上にゴミ屋敷に住んでるし、猫は放し飼いしててうちの庭にウンコするし、なんて言っているかそもそもよく分からないので、ゴミオヤジの言うことは全て心の中で一度否定してから返事をするようにしています。
面倒ですが仕方ありませんね。
水曜日から東京に行きます。
これ、ASKAってやっぱり一つ次元違う歌手だなって見入っちゃいました。
CHAGE and ASKA - Trip [HD・高画質・高音質] 1920×1080 ...
今週のお題「今年買ってよかったもの」〈2014年をふりかえる 2〉