60. しばらく経ちました。

こんばんは。

7ヶ月も更新していませんでした。

 

4月から東京で働いています。

幸い職場の人間関係にも恵まれ、休みは少ないですが、楽しい日々を過ごしています。

その一方で、時間的に生活の大部分を仕事が占めるようになり、今まで感じたことの無いつまらなさを味わっているのもまた事実です。

 

同じ仕事をしている人間と同じ仕事の話をしていると、当然脳がその事ばっかりになってしまい、無理矢理にでも本を読んだり、映画を見たり、昔の友達と話したりして違う情報を入れないと、どうにかなってしまいそうになります。

本当はそんなことも忘れる程一生懸命に働くのが新入社員に求められる姿なのかもしれませんが、多くの人間がそうでないように、私も脳みそが一色に染まるのには耐えられません。

 

と、ここまで書いて、折角であれば最近のことを書こうと思いましたが、思い返してみるとどこか遠くに行ったわけでもなく、人より行動力があるつもりでいた自分も、少し時間がなくなればこんなものかとがっかりです笑

 

しかしやはり折角なので最近見た良かった映画のことでも。

 

『野火』


映画『野火』 Fires on the Plain 予告編 - YouTube

 

常磐貴子が自身の映画の舞台挨拶で他の作品を褒めたと話題になりましたこの『野火』ですが、「良い」という褒めかたがそもそも正しいのか分かりません笑

残酷な描写が多く、目を瞑りたくなるシーンばかりですが、その「酷さ」が「良い」とでも言いましょうか、本能で「こんなことは死んでも経験したくない」と思うはずです。

「見なきゃ良かった。だけど見て良かった。」とそんな感想が成立する映画です。

戦争映画はある意味宗教的と言いますか、批判するのが少し躊躇われますが、『永遠の0』のような戦争を使って泣かせにかかる映画ではないです。

東京だとまだユーロスペースでやっているみたいなのでぜひ。

 

『バレエボーイズ』


映画「バレエボーイズ」予告編 - YouTube

 

予告の水色の文字はちょっとうざいですね笑

バレエはうつくしいですね、あの滑らかな動きを見ていると本当に気持よくなります。

バランスの取れた肢体、それが生えるモノトーンの練習着、建物、明かり

北欧という舞台が、よりバレエを魅力的にしているような気がしました。

ドキュメンタリーなので内容がどうこうというわけではないですが、凄く綺麗で、雰囲気の良い映画でした。

 

昨日から2週間徳島です。

忙しくはないものの身動きが取れず、本と週刊誌ばかり読んでいます。